オプション取引の３つのメリットとは？

なぜオプション？

オプション取引をはじめた理由

アヒすけの指摘通り、流星カモがオプションに流れ着いた理由は株で勝てないからです。

2018年12月の大暴落でこっぴどくやられました。

オプション取引自体は2017年の後半から知っていたのですが、おもしろそうだなと思いつつもリスクが高そうなのと、覚えることが多くて難しいこと、2017年は株の収支が好調だったこともあり手を出さずにいました。

なんだか先にデメリットを上げてしまいましたが、どのような投資でもメリットとデメリットが存在します。

ここでは日経225オプション取引のメリットについて書いてみようと思います。

なお、個人投資家でオプション取引にたどり着いた人の中には、株やFXで大損した人が結構いるのではないかと思います。大損する最大の要因は損切の失敗にあると考えられます。これについてはオプション取引でも同じで損切がうまくできないと結局何をやっても同じなんだと思われます。

流星カモもそこは肝に銘じておこうと思います。

オプション取引のメリット

オプション取引のメリットについては、各証券会社のサイトなどにいろいろと書かれていますが、ここではアヒルでもわかるようなレベルで３つに絞りたいと思います。

あくまでも流星カモが現時点で個人的に考えるメリットです。

相場の上げ下げを予想しなくてもよい

これはオプションの最も特徴的な点であり、メリットだと考えます。

もちろん、相場の上げ下げを予想してそれがあたるほうが利益も大きくなるのですが、予想しなくても利益になる手法が存在するということです。

それは時間価値によって利益をだすことができる点です。そして、その時間価値には相場の変動率（専門的用語ではボラティリティ）が大きく関わっていて、それを利用することができるのです。

と、こう書いてもアヒルにわかりにくいので上げ下げを予想しなくていいというのはどういうことかというと、こういうことですね。

多彩な戦術！

オプションには「コール」と「プット」があり、それぞれに「買い」と「売り」の取引を行うことができます。

この組み合わせだけでもすでに４つの組あわせがあり、現物株の「買い」のみや、信用取引や先物取引、またはFXの 「買い」と「売り」の２つを上回っています。

オプションはこのコールとプットの買いと売りを組み合わせることで非常に多彩な戦術をとることができます。

また、オプションには毎月期限があります。この期限の違うオプションを組み合わせる戦術もあり、先物取引との組み合わせ戦術もとれます。

要するに限りなく多彩な戦術がとれるということで、これがメリットだと考えられます。

なぜ、多彩な戦術がメリットになるのかをまたアヒル向けに書いておきましょう。

相場は戦いの場所です。

戦いといえばスポーツ、野球やサッカーや格闘技が思い浮かびます。スポーツでも戦術、格闘技では技が多いほうが一般的には勝つ確率があがるものです。

ドカーンと儲けられるカモ・・・

オプションはレバレッジが大きい取引です。

レバレッジとは少ない資金で大きな取引ができることです。

正直、オプションはレバレッジが大きいので、先物と同じようにもう少しレバレッジの小さい「ミニ」を出してほしいのですが・・・まぁそもそもオプション取引自体がマイナーすぎるので需要がないんでしょうね。

レバレッジが大きいということは、勝ちも負けも大きくなる可能性があるということです。

しかしながら、オプション取引には「損失限定＆利益無限大」の戦術が存在します。

よって、見事にその戦術がはまった場合にはドカーンと儲けることができます。

（もちろん流星カモにはそんな経験はございません。）

さて、アヒルでも分かるようにオプションのレバレッジが大きいことを説明するとこんな感じでしょうか？

最後に

さて、以上のようにオプション取引には独特なメリットがあります。

流星カモ的には一番大きいメリットは１番目です。

相場の上げ下げではなく、時間価値とボラティリティから利益をあげることができるという点がオプション取引のメリットであり醍醐味であると考えています。

しかしながら、そこから利益を導き出すには知識と状況に応じた戦術が必要だということを認識しなければいけません。

さて、次回はオプションのデメリットについて書いてみようと思います。