IPO投資とは
IPOって何?
IPOって何グワ?
IPOっていうのは「 Initial Public Offering 」の略称のことで、新規公開株のことだよ。
食えるグワか?うまいグワか?
食えないけど、当たればウマイって話だね。
てことは当たらないグワね!
鋭いなオイ(‘Д’)!・・・でもまぁその通り。
どれくらいの当選確率か過去の実績を調べてみよう!
IPO投資の魅力
IPO(新規公開株)投資の一番の魅力は、低リスクで誰でも簡単に稼げるということらしいです。
最近のIPOで最も話題となった、2018年にIPOとして上場したAI(人口知能)ベンチャー企業のHEROSという会社は、上場時の初値が公募価格のなんと約11倍という過去最高の高値を付けました。
HEROS (コード:4832) 2018年4月上場
公募価格: 4,500円
初値 :49,000円 ←公募価格の約10.89倍
1単元(100株)当選した場合、45万円が490万円になった。
⇒ 利益:445万円(手数料除く)
このHEROSの例は極端ですが、それでも一撃で100万円以上の利益になった銘柄は過去に相当な数があるようですし、10万円程度の利益なら普通にありえます。
また、公募価格を下回る企業はここ最近では2割程度しかなく、下回りそうな企業はネットで調べればすぐわかるので投資しなければいいので、リスクはかなり低い投資方法といえます。
また、少ない資金で稼げるというのも魅力らしいです。
過去の実例を探してみますと、2018年6月に上場したエーアイという会社が公募価格1,000円以下で初値が3倍以上となっています。
エーアイ(コード:4388)2018年6月上場
公募価格: 800円
初値 :3,500円
1単元(100株)当選した場合、8万円が35万円になった。
⇒ 利益:27万円(手数料除く)
確かに10万円以下の元手で3倍以上になるような投資はIPOの他には思いつきませんね。
IPOの当選確率の実態
IPOは結構当たる?
流星カモがIPO投資を始めたのは2017年の途中からです。
なんとなくネットで「儲かるネタないかな~」と 株式関係の記事をいろいろと漁って いるときに、下のサイトをみつけたのがきっかけです。
それ以前から現物株はやっていたのですが、優待目当てと塩づけ放置であまり手をつけていない状態でした。
このサイトでIPO投資を知り、そしてこちらのサイトの管理人さんの当選実績をみて、「ほほ~、IPOって結構当たるんだ」と思って始めました。
下にその当選実績を参考として引用させて頂いたものを貼りますが、IPOは年間100社程度なのに、かなりの当選回数です。(2012年以前と2017年以降は実際にリンク先でご確認ください。)
■2013年 当選回数 18回 合計利益 +377.64万円
やさしいIPO株のはじめかた「管理人のIPO株当選実績」
■2014年 当選回数 26回 合計利益 +288.09万円
■2015年 当選回数 23回 合計利益 +392.21万円
■2016年 当選回数 20回 合計利益 +221.84万円
IPO投資の準備
IPO投資についていろいろと調べた流星カモは、IPOに当選するには多くの証券会社に口座があるほうが有利だと知り、まずは証券口座の開設をはじめました。それまではSBI証券しか口座はありませんでした。
以下の証券会社に口座を開設しました。ワクワクしながら開設請求を出した記憶があります。
- SBI証券(これは元々開設済み)
- SMBC日興証券
- 岩井コスモ証券
- カブドットコム証券
- マネックス証券
- 松井証券
- 岡三オンライン証券
- 大和証券
- ライブスター証券
全部で9社です。とりあえずこれだけあればいいかな~という感じで開設しました。
解説手続きは1社ずつでみればそれほど面倒ではありませんが、8社申し込むとそれなりに大変でした。いちいち免許証やマイナンバー通知カードの写真やコピーが必要(しかも証券会社によって結構提出方法が違う)のが面倒です。
そしてついに口座開設がほぼ終わり、定期預金を解約してIPO投資をはじめました。準備した資金は300万円程度です。
現実は甘くない。流星カモのIPO実績(2017年分)
最初にIPO投資したのは6月15日上場のビーブレイクシステムズというクラウド関係を扱うIT企業でした。
2017年は5月に全く上場する企業がなかったので、約2カ月ぶりの久々のIPOで結構待たされました。市場全体も待たされてIPO需要はかなり高まっている様子でした。
ビーブレイクシステムズはIPO関係の各ブログをみるとどこもSランクの高評価で、当たれば一撃数十万円の利益は固い感じで、これまた「オラ、ワクワクすっぞ~~」状態でした。
そして迎えた当選発表!もちろん外れでした。3社で申し込んで全てダメでした。
続く6月20日上場のディーエムソリューションズ、これも高評価のAランクでしたがあえなく敗退。その後も落選が続いていくのでした。
ということで、手っ取り早く表形式でご紹介。年末に野村證券の口座を開設して1社増えています。
証券会社 | 申込 | 当選 | 落選 | 当選率 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
SBI | 44 | 0 | 44 | 0% | 補欠当選1回→落選 |
SMBC日興 | 26 | 0 | 26 | 0% | |
大和 | 13 | 1 | 12 | 7.7% | 補欠当選2回→当1落1 |
マネックス | 21 | 0 | 21 | 0% | 補欠当選1回→落選 |
カブドットコム | 9 | 0 | 9 | 0% | |
松井 | 8 | 0 | 8 | 0% | |
岡三オンライン | 17 | 0 | 17 | 0% | |
岩井コスモ | 13 | 0 | 13 | 0% | |
ライブスター | 6 | 0 | 6 | 0% | 補欠当選1回→落選 |
野村 | 1 | 0 | 1 | 0% | |
合計 | 158 | 1 | 157 | 0.6% |
当選は大和証券でのSGホールディングス(Dランク)1回のみ!
※ 補欠から繰り上がり当選
SBIの補欠→落選はプレミアグループ(Cランク)
大和の補欠→落選はオプトラン(Cランク)
マネックスの補欠→落選はサインポスト(Aランク)
ライブスターの補欠→落選はSGホールディングス(Dランク)
※SMBC日興は当選以外は全て「補欠」扱いになりますが、それは落選としています。
ということで、当選はDランクで公募価格割れが心配されたSGホールディングス(※佐川急便の会社)1回だけでした。心配した公募割れはなく、利益は28,000円(手数料除く)でした。
158回の申し込みで1回あたり申し込みにもし平均5分かかるとすると、28,000円を稼ぐために要した時間は約13時間10分。時給換算では2,000円を超えていますね。(申し込みにかかる時間は証券会社によって違います。)
申し込み自体は証券会社に資金さえ入っていれば5分もかからないのですが、実際は結構資金移動とかも行っているし、上場会社の情報を調べたりでもっとかなりの時間を費やしています。
当たらなくてもIPOには夢がある
ということで、2017年の結果はなかなか厳しいものでしたが、SGホールディングスが当たって公募価格割れしなかっただけでも良かったといえるでしょう。
では2018年はどうだったかというと、・・・長くなるので別記事にてご紹介します。
なお、実は2017年9月中旬から子供の未成年口座も開設して、こちらでもIPO投資をはじめました。また、11月からは妻も口座を開設してIPO投資を行っています。
そちらの結果も別の記事でそのうちご紹介します。
はじめたときはもう少し当たるんじゃないかと思っていたIPO投資ですが、現実は厳しいです。しかしIPO投資の良い点は宝くじと違ってお金を消費せずに大金を手にできるカモという夢がある点ですね。
しかし、手間と時間は結構かかります。(結果も現実は伴いません・・・)
最後に(オマケ)
すごいグワ、佐川急便が当たったグワ!!
まぁ2017年のIPOの中で一番当たりやすかった大規模IPOだったから。
それが1つだけ当たった訳だ。
当たったのはアヒすけのおかげに違いないグワ!
なんでそうなる?
佐グワァ急便だからグワァ!
またアヒルギャグかよ!?
ならせめてBランクの「ミダック」を当ててくれっ!
※ミダック…公募価格1,300円、初値2,000円
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