IPO投資は稼げない!?2018年の結果から当選確率と利益を確認

日本株
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2018年のIPOを振り返る

アヒすけ
アヒすけ

2017年は佐グワァ急便が当たったけど、2018年はどうだったグワ?

流星カモ
流星カモ

うん、2018年は2017年より当たったよ・・・当選回数は

アヒすけ
アヒすけ

おお、すごいグワ!いくら儲かったグワか!
アヒすけ、まだおごってもらってないグワよ!
食パンの耳おごってくれグワ!

流星カモ
流星カモ

貧乏くさっ!せめてメロンパンとか・・・大差ないか。
うーん、いちおう当たったし儲かったんだけどね~。
まぁ、2018年の結果を振り返ってみてみよう。

当たりやすいのは大型案件

IPOは抽選となるため、まずは抽選に当たらないと新規公開株を購入することができないという第一関門があります。

抽選に当たりやすいのはやはり大型IPOです。大型IPOは時価総額が大きい企業の新規上場ですから公開株数も多いため、必然的に当選確率が高くなります。

過去に話題となった大型IPOには次の表のような企業があります。

銘柄(企業名)<コード>当選本数公開価格初値差額
2014 リクルートホールディングス <6098> 689,7413,1003,170+70
2015日本郵政<6178>4,950,0001,4001,631+231
2015ゆうちょ銀行<7182>4,124,4231,4501,680+230
2015かんぽ生命<7182>660,0002,2002,929+729
2016JR九州<9142>1,200,0002,6003,100+500
2016LINE<3938>149,5003,3004,900+1,600
2017SGホールディングス<9143>787,7541,6201,900+280

大型IPOは公開株数が多いため当選しやすいですが、一般的にあまりに公開株数が多くなると公開価格割れを起こす可能性が高くなります。

上の表の企業も公開前はいずれも公募価格割れの危険性が囁かれていたようです。特に日本郵政やJR九州は危ないと言われていたようですが、結果的には全てプラスとなっています。

2018年の大型IPOはメルカリとソフトバンク

それでは2018年はどうだったかというと、2018年も話題となった大型IPOが2つありました。それがメルカリとソフトバンクです。

まずはその結果はどうだったかというと、以下の通りでした。

銘柄(企業名)<コード> 当選本数公募価格初値差額
2018メルカリ<4385>195,9973,0005,000+2000
2018ソフトバンク<9434>15,876,5681,5001,463-37

メルカリはすばらしい結果の+2,000円となったのですが、ソフトバンクはなんと公募価格割れ!-37円なので、一単元あたり3,700円の損失となりました。

さてそれでは、流星カモの結果はどうだったでしょうか。

2018年はなんと9回当選!

2018年も頑張ってIPO投資を行ったわけですが、結果はどうだったかというと次の通りです。

2018年の抽選結果

まずは結果を一覧化したものから。(このブログを作成しているWordpressの標準エディタで簡単に作成できる表では数値の右寄せがよくわからないため、表計算ソフトのイメージ画像を貼ります。)

2018年はなんと全部で9回も当選しました!

当選は以下の9回

  • メルカリ(大和証券)購入
  • オーウェル(大和証券)購入
  • ソフトバンク(大和証券) 購入
  • 自立制御システム研究所(大和証券) 購入
  • レオス・キャピタルワークス (ライブスター証券)中止
  • スプリックス(野村証券) 購入
  • ソフトバンク(野村証券)※200株 ⇒購入
  • ソフトバンク(みずほ証券) 辞退
  • ソフトバンク(東海東京証券) 辞退

そして補欠が5回です。これも詳しくみてみます。

補欠は以下の5回

  • ソフトバンク(SBI証券)⇒繰上り当選購入
  • ポート(大和証券)⇒ 落選
  • ソフトバンク(松井証券)⇒ 落選
  • ソフトバンク(岡三オンライン証券)⇒繰上り当選辞退
  • MTG(野村証券)⇒ 落選

※ SMBC日興証券と三菱UFJモルガンスタンレー証券は当選以外は全て補欠扱いとなるためここには含めません。

2018年のIPO投資、収支結果

では肝心の収支結果を上場順に見ていきましょう。

当選銘柄証券
口座
事前
評価
公募
価格
初値収支結果
メルカリ大和3,0005,000+2,000
スプリックス野村2,4002,587+187
オーウェル大和750855+105
ソフトバンクSBI1,5001,463-37
ソフトバンク大和1,5001,463-37
ソフトバンク 野村1,500 1,463 -74
自立制御システム大和3,4002,830-570
合計+1,484

すべて初値売りした場合、上記のような収支になっています。
はい、メルカリ様様ですね。

しかし実は上の表は、実際の流星カモの収支とは異なっています。まず売却手数料が含まれていません。そして税金も含まれていません。

さらに流星カモはアホなことに、スプリックスの初値売りの指定を忘れていて、上場日の初値が付いた後で気づいて、少し下がったところで売却してしまいました。初値だったら2,587円だったのに、2,516円で売却しています。71円分下がっています。本当にアホすぎです。

それでは、手数料と税金まで考慮した実際の収支です。

2018年IPO実収支結果画像

大和証券、野村証券はメルカリ&オーウェルとスプリックスで徴収された税が、ソフトバンク&自立制御システム研究所のマイナスで戻ってきています。

SBI証券のソフトバンクはNISA口座のため、手数料も税金もかかりません。
(マイナスなら通常口座のほうが税金戻ってよかったじゃん(-_-メ))

ということで、2018年の流星カモのIPO投資での実収支は、114,438円の利益となりました!

2018年の後半は酷かった

いや~、2018年は頑張りました。378回も応募して、9回当選することができました。そして、11万円以上の利益!

しかしですねぇ・・・・メルカリが当たってなかったら完全にマイナスじゃん!!

ソフトバンクは過去最大規模のIPOということで公募割れ覚悟で、400株に絞って申し込みました。まぁ割れてもマイナス10円位までだろうと思っていたら、なんとマイナス37円という酷い結果。12月は日経平均株価も下げまくりで、しかも直前に発生した通信障害が追い打ちをかけた感じですね。考えが甘かったです。

そしてもうですね、自立制御システム研究所には本当にがっかりさせられました。まさかのマイナス570円!「え、なにそれ?ウソでしょ?」って感じでした。

同時期に補欠になっていて結果としては落選したポートが同じく初値大幅マイナスだったので、繰上当選になってなくて本当によかったです。繰上当選してたらたぶん購入していたでしょう。

そして、ライブスター証券から当選していたレオス・キャピタルワークスは直前で上場取り止め。これも時合い的に上場していたら公募割れの可能性が高かったと思います。止めてくれてよかった。。。

2018年の12月は現物株と信用取引でもかなり損失を出していました。IPOで少しでも取り戻せるかもと期待していたソフトバンクと自立制御システム研究所が逆に更なる追い打ちをかけてくれました。

ということで2018年の結果で正直、IPO投資への意欲ががっつり剥がれ落ちた感がします。(それでオプション取引へ資金を回したほうがいいのではないかと思い始めました)

最後に

アヒすけ
アヒすけ

すごいいグワ!11万円も儲かったグワ!

流星カモ
流星カモ

結果的にはそうなんだけど、なんだかね~。

アヒすけ
アヒすけ

どうしたグワか?
儲かったからよかったグワ!

流星カモ
流星カモ

もしメルカリが当たって無かったらと考えると、すごく時間を費やしてる割に全然ダメダメな結果なんだよね~。

アヒすけ
アヒすけ

すごいグワ!さすがメルカリグワ!メルカリ最強グワ!!
さぁ、みんなもメルカリでアヒルを買うグワッ!!

流星カモ
流星カモ

そういえば、アヒすけってメルカリで300円(送料込み)で売られてたんだった…

コメント

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